フルマネージド統合バックアップサービスのAWS Backupが東京リージョンにやってきました!
「俺は東京、東京リージョンで、あんなものやこんなものをバックアップしたいんや…」
AWS Backupは、AWSサービス全体のバックアップの集中管理と自動化を行うサービスで非常に使い勝手が良いのですが、今年の1月にリリースされて以降、東京リージョンでは使えませんでした。そこに突然飛び込んできたニュース!!
AWS Backup Is Now Available in Six Additional Regions
今回、新たに利用できるリージョンが増え、その中にTokyoが含まれています!
- Asia Pacific (Tokyo)
- Asia Pacific (Singapore),
- Asia Pacific (Seoul)
- EU (London)
- Canada (Central)
- US West (Northern California).
(祭) ∧ ∧ Y ( ゚Д゚) Φ[_ソ__y_l〉 backup マツリダワッショイ |_|_| し'´J
AWS Backupとは?
AWS Backup は、AWS Storage Gateway を使用して、オンプレミスだけでなくクラウド内で AWS のサービス全体のデータのバックアップの一元化と自動化を簡単に実行できる、完全マネージド型のバックアップサービスです。
AWS バックアップを使用すると、バックアップポリシーを一元的に設定し、Amazon EBS ボリューム、Amazon RDS データベース、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon EFS ファイルシステム、AWS Storage Gateway ボリュームなどの AWS リソースのバックアップアクティビティを監視できます。
引用:AWS Backup | クラウドバックアップの集中管理
今まで、各サービスごとに個別にバックアップの管理を実施していたのが、統合的に管理できるというものです。
AWS Backupが導入されることで喜ばしい点
大きな特徴としてEFSのバックアップに対応している点が挙げられます。
Amazon EFS のバックアップ - Amazon Elastic File System
従来、EFSファイルシステムのバックアップには2つのオプションがありました。
- EFS-to-EFSバックアップソリューション
- AWS Backupサービス
EFS-to-EFSバックアップソリューションは、全リージョンで使えますが、そのためにCloudFormationで関連リソースを諸々構築する必要があったりEFSのコストが2重にかかったり、正直導入には敷居が高いものでした。
今回、AWS Backupが東京リージョンに来たことにより、フルマネージドな仕組みで、EFSのバックアップを取得できます。
AWS Backupに関する参考情報
DevelopersIOには、AWS Backupについても複数記事があります。東京リージョン上陸ということで「なんやそれ?」というかたも、まずは概要を把握するためこちらをご確認ください。
また、各関連リソース毎のバックアップ取得については、これらの記事も合わせて参照されることをオススメ致します。
- AWS Backup でお手軽に EFS バックアップを取得する | DevelopersIO
- AWS Backup で RDS をバックアップ/リストアする | DevelopersIO
- AWS BackupでDynamoDBを日次バックアップ&リストアしてみた | DevelopersIO
AWS Backupを使って、簡単楽ちんなバックアップ管理を目指していただければと思います。
それでは、今日はこのへんで。濱田(@hamako9999)でした。